Osaka.css (#1) .discussion を開催しました

- by konitter

先週の土曜、約1年7ヶ月ぶりにOsaka.cssを「#1 .discussion」と題して開催しましたので、簡単に報告したいと思います。

参加者は、自分も含めて5名。 以前の20〜30人くらいでやってたのと比べると異様に少ないですが、全員がきちんと発言できて、ガッチリ議論するには5人くらいが丁度いいなって思ったり。どんだけ多くても10人まで。

開催場所は、デジタルハリウッド大阪校内にあるコワーキングスペース「デコ茶屋」。 10/3にオープンしたばかりとのことで、むちゃくちゃキレイでオシャレな感じでした。少人数で集まって自習したり議論したりするにはすごくいい環境。あと茶屋町という立地も北区民としてはうれしいところ。

※この「デコ茶屋」は現状はまだ一般には開放されておらず、デジハリ卒業生かすでにコワーキングスペース会員の方の紹介でないと利用できません。

話し合った内容はだいたいこんな感じ。

  • 今話題(笑)のレスポンシブWebデザインについて
    • ガッチリ案件として経験したのは内2名
    • 代理店や営業、制作会社がとりあえずレスポンシブを推し進めようとしてくるケースが多い
    • 中にはPCサイトとモバイルサイトを分けて作る予算が無いからレスポンシブで、と言ってくるケースもある
    • お客さんだけでなく社内の上の人や営業のよく分かってない人たちにとっては、レスポンシブをやる=安くPCもモバイルも対応できる、というイメージになってしまっている
    • コンテンツや規模などにもよるが、ちゃんとレスポンシブをやればPCサイトとスマホサイトを別で作るよりもコストはかかる
    • 営業などからレスポンシブの予算感を求められた場合、PCサイト1つ作る場合の3倍はかかると言う(安くできると思っている案件をふるいにかける感じ)
    • 確かに設計段階もコストはかかるが、一番かかるのは検証
    • レスポンシブでやる場合、今までのワークフローは通用しない
    • ディレクターはもちろんのこと、デザイナーも自分が作ったデザインがどう実装され、どんなデバイスでどんな風になるのかを考えなければならない
    • その辺が設計段階で考えられていないパターンが多いので、どんなデバイスでどんな風に見せるのかを実装フェーズに落ちてきたときに実装側が考えるという最悪なフローになるケースも
    • それでも紙ベースでデザインカンプを出してくるデザイナーはヤバイ、というか危機感を持つべき、とか
  • 開発環境について
    • エディターは、Vim(2名)・Coda(1名)・jEdit(1名)
    • 一般的にMac専用エディターとして知られている「Jedit(大文字始まり)」ではなく、Javaで作られたマルチプラットフォームのオープンソースソフトウェア「jEdit(キャメルケース)」がある
    • jEditは、VimやEmacsと似たようなことができつつ、各種設定画面がGUIで用意されている
    • しかもメニューとかが日本語化されている(その推している方が「翻訳をやりました」とのこと。すげー!)
    • Sublime Text 2がアツイらしいけど、サブプライムちゃうで!これ大事!とか
  • LessやSassとかCSSプリプロセッサについて
    • 実際仕事で使う人は3名(Less:1名・Sass:2名)
    • プリプロセッサを使っていく開発手法に変える場合、それに付いてこれないメンバーに対しては、いきなりmixinやextendの話をすると引いてしまうので、ネストや変数レベルで使ってもらう
    • ただそれだと、そもそもちゃんとCSS書けない人は、無駄にネストしたりしてコンパイル後のCSSが冗長になってしまい元も子もない
    • プリプロセッサを使うファイルと使わないファイルを用途に合わせて分けるというやり方もありかも(本末転倒という気もするが)
    • プリプロセッサは、CoffeeScriptなどと同様にFirebugなどのデバッガから元のコードがトレースできない(最終的にコンパイルするから当然だけど)ため、コードを複雑にし過ぎるとバグが追いにくくなってしまう、とか
  • CMSについて
    • WordPressやMovableTypeが主流だけど、すべてがそれである必要はない
    • お客さんの要望に合わせてカスタマイズはするが、サイトがむちゃくちゃになったり、管理画面が使いこなせずCMSを入れたのに結局更新も実装側がやったりする
    • とは言っても他のCMSがどうなっているかとかあんまり知らない
    • 小規模サイト向けの機能をかなり絞ったCMSがあってもいい
    • それがあったら便利なのかもしれないが、一方でそれがトータルで見てお客さんにとって良いのか、ぶっちゃけそれでカネになるのか、なども考えなければならない、とか
  • Emmet(zen-coding)について
    • Emmetにバージョンアップしてさらに色々捗るな
    • それでもコード(HTML/CSS)書く仕事なのにzen-codingの「ぜ」の字も知らない人も普通にいるわけで(知らないことが悪いというわけではないが)
    • コーディング歴が浅い人を対象にzen-codingも含めて、コーディングスピードを上げる目的の勉強会やったら人集まるよね、とか

逐一メモりながら話をしてたわけじゃないので、多少うろ覚えなところがありつつも、だいたいこんなことをあーだこーだと話してました。

今後もこんな感じで少人数でゆるーくやっていきます。具体的になにやるかは未定ですが、年内にはあと1回(#2)をやろうと思ってますので興味のある方はぜひご参加ください。